サマソニに来たばかりなのに、早くも日本に戻ってきたピース。
なんか、この身軽さがバンドを象徴しているような。
セットは1時間弱と、極めてコンパクトだったが、それもまたこのバンドにはピッタシ。
"Follow Baby"、"Lovesick"、"Toxic"、"Higher Than The
Sun"とファーストの珠玉ポップスが連発される感じはたまらなかった。

サマソニでは白いオーバーオールのハリソンの姿にはビックリしたけど、今回はタイトジーンズにシャツ、とわりと正統派な格好で出てきて、しかもサマソニではほとんどなかったＭＣも愛想良くこなしていた。
特に途中の”アイテル？　で、いいんだっけ？”っておとぼけぶりはナイス。

前観たときも思ったけど、ＵＫのこの手の新人のステレオタイプをくつがえして、演奏がわりとタイトなのがこのバンドのライヴの肝。
こういうバンドは今となっては意外と貴重。楽しかった。（内田亮）