現在発売中のロッキング・オン1月号では、ガンズ・アンド・ローゼズの来日ライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=増田勇一
11月5日、狂騒は実際にライブが始まる半日前から始まっていた。さいたまスーパーアリーナの前に、朝7時の時点で早くも物販の行列が伸び始めていることをTwitterで知る。実際、ガンズ・アンド・ローゼズが日本に居るというだけでそわそわし始めていた人たちも少なくないはずだ。
なにしろアクセル・ローズは10月下旬のうちから日本に滞在していたようだし、ダフ・マッケイガンの姿は原宿の街でも目撃されている。そうした情報が飛び交う中、日本は約5年10ヶ月ぶりの公演当日を迎えることになった。
デビュー当時のメンバーのうち3人が再集結を果たしたのは2016年春のこと。その復活祭的なムードが高まっていた前回の来日時以上に熱を感じるのは、新型コロナ蔓延以降なかなか実現していなかった海外ロックバンドの大規模な単独来日公演だからでもあるだろうし、ここ数年の間にこのバンドに興味を持ち始めた人たちが少なくないからでもあるのだろう。
Twitterを眺めていても「どうせライブは定刻通りに始まらないんだろう?」といった訳知り顔の冷ややかな言い草よりも「やっと観られる!」という純粋な興奮を帯びた書き込みが目に付く。もしかするとマネスキンなどの活躍により触発されてロックに目覚めた世代にとっては、伝説的とされるバンドを初めて目撃する機会になっているのかもしれない。(以下、本誌記事へ続く)
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