これは致し方ない。
レディオヘッドが、いくつかの物理的な理由によって6月30日から開催されることになっていたヨーロッパ・ツアーを現時点で7公演延期と正式に公式HPで発表した。
http://radiohead.com/deadairspace/
「こんにちは。
恐らくみんなもう知っていると思うけど、僕らのトロントのライブでステージが崩壊し、天井が落ちて来てしまったため、僕らのスタッフであるスコット・ジョンソンが亡くなりました。それから、スタッフ3人もケガをしてしまった。それでステージの崩壊した時にライト・ショーも破壊してしまった。このショーは非常にユニークな作りになっているので、直すのは何週間もかかる。さらにこの崩壊は、僕らのバックライン(機材の回線のことか?)にも相当のダメージを与え、中には、何十年と使っている物があったから、それも直すのもかなり大変なんだ。
僕らは、この悲惨な事故のいまだ悲しみとショックから立ち直れないでいるわけだけど、でも同時に、物理的に片付けなくてはいけない問題が、とてもたくさんでてきてしまった。その結果、以下のコンサートを延期しなくてはならなくなった。
6月30日ローマ公演から7月9日のスイスの公演まで7公演延期。
この延期日程については6月27日(水)に発表する予定だ。
それで、7月10日から始まるフランスNimesのLes Arenesフェスからライブを再開する予定だ。
僕らは、こういう状況の中でできる限り最高のコンサートをするつもりでいるので、みんなにも理解してもらいたい。どうもありがとう」
行間からひしひしと伝わる重苦しい空気とそれでも精一杯ファンのために頑張ろうとするレディオへッドに書いてるだけで泣けてくる。この分だとフジロックには来るようです。彼らがステージに立った時、日本の皆さんが大歓声を送る様子がもう目に浮かびます(涙)!