ジャック・ホワイトがNY Timesに掲載の最新インタビューでホワイト・ストライプスの解散はメグが決めたと語っています。
「生殺しの状態で平気な人もいるのかもしれないけど、俺は生殺しになるくらいなら、命綱を切ってもらったほうがマシと思う方なんだ。だって、その方が先に進めるからね。だからある時点でとうとう、『もしもう(ストライプスを)やる気がないんだったら、今すぐに終わりにしたほうがマシだ』って俺が言ってしまうようなところまで行ってしまったんだよね。それで彼女はそうしたい、ということだったんだ」
つまりジャック曰くストライプスの解散を決定したのはメグだった、と。
「彼女に聞いてごらんよ……なんでメグが辞めたいと思ったのかその理由もはっきりと分からないんだ。でも、メグと会話するってそういうことで、しっかりとした答えはいつだってもらえないんだよ。だから、俺は彼女をステージに上げただけでもラッキーだったと思うよ。それ以上は、なるようにしかならないってことだよね」と。
http://www.nytimes.com/2012/04/08/magazine/jack-white-is-the-savviest-rock-star-of-our-time.html?_r=1
ちなみに、最新号のロッキング・オンのインタビューにおいても、ストライプスを絶対に終わらせたくなかった旨熱く語っておりますので是非是非是非読んでください!
実はジャックは弾丸のように話すので、掲載したインタビューは全体の3分の1でしかなくて、これまでの人生で最も泣きながら削りました(涙)!
チャンスがあったら少しずつ紹介したいのですが、NY TIMESのインタビューでも答えていますが、ソロになってホワイト・ストライプスやラカンターズ、デッド・ウェザーの曲もやることについては違和感はないか訊いたところ、それはないと答えていて、自分が主に書いた曲を選んでいるから、と。ただしジャックの偉いところ、というか、バンドってやっぱりそういう民主主義の上に成り立っているんだなあと思ったのは、各バンドのメンバー全員に、ソロとしてジャックが各バンドのそれぞれの曲をやってもいいかどうかしっかりと聞いたそうです。単なる独裁主義者じゃないんですね。
ちなみに写真は、この間ナッシュビルのサードマン・レコーズで買ったお宝3インチ!!! シングル。上に少し写っているのが通常の7インチ。大きさの違い分かりますか? 実は2004年に日本ツアーをしたストライプスが3インチのプレイヤーを見付けて400台買い占め、2005年のアメリカ・ツアーの時に、3インチシングルを作って発売したのです。現在はもうプレイヤーはないのですが、シングルだけ売っていました。あまりにかわいさに買ってしまったのですが、なんと!
さすが日本。ネットで捜したらまだ売っていたのですプレイヤー!というわけで、お取り寄せしました。めでたし、めでたし!