ミツキが9月15日に7枚目となるアルバムをリリースと発表。ファーストシングルを解禁。

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ミツキが9月15日に7枚となる新作『The Land Is Inhospitable and So Are We』という新作をリリースすると発表した。すでに11曲のトラックリストも発表されている。

1. Bug Like an Angel
2. Buffalo Replaced
3. Heaven
4. I Don't Like My Mind
5. The Deal
6. When Memories Snow
7. My Love Mine All Mine
8. The Frost
9. Star
10. I'm Your Man
11. I Love Me After You

またこの中からアルバムの1曲目となる”Bug Like an Angel”のMVも解禁。

ミツキのサイトにメールアドレスを登録していた人には、ミツキから数日前にも新作が発売になるというメッセージが届いたと思う。

今日、新作の正式な発表に伴いまたメッセージが届いていた。そこには音楽産業のシステムの中でやっていくことの大変さが綴られていた。

「ハロー!
音楽産業の中でやっていくことの中には色々あり、常に公の目にさらされていることにおいてもそうで、それは私本来の性格とは大きく異なる。
そのせいで時に、私が葛藤しているのを、みんなはもう目撃したんじゃないかと思う!
だけど同時に私は奇跡的に幸運な立場にいて、資源と時間を使って音楽を作れるし、あなた達のような観客がいるおかげで、パフォーマンスする機会にも恵まれてきた。
それで、究極的には、私は、本当に音楽を作り続けたいのだということが分かったし、だからその素晴らしいものを手にするためには、大変なことも、喜んでしたいと思えるようになった。
それは、どんな仕事でも、または人間関係でも、人生における価値のあること全てにおいてそうだと思うから。それで、私のレーベルとは契約を再交渉して、音楽を作り続ける決意をした。
みんながこれまで待ってくれたいたこと、それから支援してくれたことに感謝します。アイ・ラブ・ユー!」

なかなか重いメッセージだけど、最後はポジティブなので、作品が楽しみだ。

ミツキが9月15日に7枚目となるアルバムをリリースと発表。ファーストシングルを解禁。

新作のプレスリリースにも、これを反映するようなことが書かれていて、

a.「このアルバムは、ミツキのこれまでの作品の中で、サウンドは最も壮大かつエピックでしかも賢いものであり、曲はその傷とそれをいかに積極的に癒そうとしたのかが描かれている」。

b.またこのアルバムは、ここ数年で書かれたもので、ナッシュビルのボム・シェルターと、ロサンゼルスのサンセット・サウンド・スタジオでレコーディグされた。

c. Drew Erickson指揮によるオーケストラと、17人のコーラス隊が参加した曲もある。12人がロサンゼルスで、5人はナッシュビル。そのアレンジをしたのはミツキ自身。

d. プロデューサーは彼女の作品をいつも手掛けているPatrick Hyland。

e. アルバムの影響は、エンニオ・モリコーネのスパゲティウェスタンから、カーター・バーウェルによるツンドラ地域が舞台の映画『ファーゴ』のサントラ、アーサー・ラッセルの親密さ。さらに、スコット・ウォーカー、イーゴリ・ストラヴィンスキー、 カエタノ・ヴェローソ、ファロン・ヤングまで幅広い。

ファーストシングルを聴くと、「アルコールが家族に思える」というどん底の歌詞があって、そこからいきなりコーラス隊が「ファミリー!」と天使のように歌い始めて驚愕するので、この苦痛や葛藤の中から、ぶっ飛びのサウンドのアルバムを作ってくれたはずと期待せずにいられない。

グッズやアナログの予約が開始している。



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