去年5月にLA公立図書館で披露した”レイシスト・セクシスト・ボーイ”が世界を魅了。コロナ禍で世界が最も落ちていた頃だったし、アメリカではアジア人ヘイトが起きていたしで、何もかもが完璧だったザ・リンダ・リンダズの登場。
それから1年、彼女たちが再び図書館に帰ってきた。NPRの名物企画”Tiny Desk Concert”に登場したのだ。映像はこちら。
今週発売されたばかりの新作『Growing Up』から演奏している。以下セットリスト。
"Growing Up"
"Talking to Myself"
"Why"
"Cuántas Veces"
"Racist, Sexist Boy”
ちなみに、彼女たちが初めてステージに立った2018年の映像も発見した。初のライブでカレンOと共演している。女の子たちの声をポップ・カルチャーを通して広めるというLA地元のイベントに参加した時のものだ。ドラムのミラはまだ7歳。映像はお母さんたちがポストしたもの。
このライブの後に正式にバンドを組んで、2021年にこの映像で大ブレイク。
アルバムのタイトルが『Growing Up』という完璧さだけど、この3つの流れを見ただけでも、彼女たちが順調に成長しているのがよく分かる。
今年初めのインタビューでは、まだ小学生のミラが学校で日本についての勉強をしたので、「日本に行くのが夢」と語っていたけど、早速サマソニで実現して嬉しい。「日本でライブする!」と大興奮している。
彼女たちは、マイ・ケミカル・ロマンスや、彼女たちがヒーローと言っていたパラモアが出演するWhen We Were Youngフェスにも出演するけど、海外でライブするのはもしかしたら日本が初なのでは???
どうか良い思い出になりますように(祈)。音楽をやること以外に好きなことは、「お菓子!」と元気に答えていたので、日本のコンビニにもぜひ行ってみて欲しい(笑)。
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