ジャック・ホワイトが、なんと約4年ぶりの新曲”Taking Me Back”を発表。こちら。
しかも、ここのリリックビデオは『コール オブ デューティ』の予告編でもあるから驚き。ジャックのギターの炸裂ぶりが、映像の激しさにぴったりだ。ビデオゲームの予告編に使われるなんて、これまであったかな?! 新たな攻撃性を感じる。
そして何より! なんと、楽器を全部自分で弾いているからびっくり。ジャックは、もともとドラマーだったので、ドラムはもちろん叩けるし、ザ・デッド・ウェザーでも叩いているけど、でも、1曲で楽器を全部演奏して作ったのは初めてだと思う。コロナ禍だったからのアイデアからもしれないけど、4年分のジャックのエネルギーが全方向で爆発したような曲だ。
さらに面白いのが、この曲に”Gently”というバンド解釈版もあること。これがジャズ・サウンドになっている。
ここで気になるのは、こんな風にアルバムを作ったのか?ということ。つまり、それぞれの曲に1人版とバンド解釈版がある? またはこの曲だけの試みなのか? ジャックはいつも驚くような方法で前進していくので、今後の展開も楽しみだ。
最近は、ナッシュビル、デトロイトに続き、ロンドンにサードマン・レコーズをオープンしたことが話題となっていた。内装までジャックが手掛けた超こだわりのカッコいい店。そこでライブもしてそれが最高だったとレビューされていた。その一部がこちらで見られる。
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