久しぶりにびっくりしたニュース。
コンデナスト社がピッチフォークを買収したそうだ。NYタイムス紙が伝えている。
http://nyti.ms/1VQ0gRD
こちらピッチフォークの発表。
http://pitchfork.com/news/61621-pitchfork-acquired-by-conde-nast/
コンデナストと言えば、世界最大級の出版社で、New Yorkerを筆頭に、Vogue、GQなど、20以上の雑誌を発売。Wiki によると、世界で1.6億人以上の購読者がいるそうだ。
個人的には、コンデナストは非常に格式が高いというイメージもあり、ピッチフォークというインディのロック・ウェブサイトとは最も遠い場所にいるように思っていた。それが、ピッチフォークを買うとは!!! スナップチャットや、インスタグラムの創設者とはちょっと違うけれど、ピッチフォークの創始者もまたアプリで大成功した若者に近いイメージだ。
金額は明かされていないけれど、時代を感じるニュース。
ピッチフォークも、「ピッチフォークは来年2月に、ウェブサイトの開始から20周年を迎えるところで、これは記念すべき偉大なる瞬間」と発表している。読者と内容を拡大させ続けることにとどまらず、シカゴやパリでフェスティバルも開催するようになった。また、ビデオのプログラミング、2013年には、印刷媒体も発売している。「コンデナストの100年以上のブランドと経験によって、ピッチフォークは益々発展するだろう。これからも、音楽シーンで最も信頼される声であり続ける」と発表している。