ジョニー・グリーンウッド、アルバム『JUNUN』を来月発売!映画はNY映画祭で今日世界初公開!日本でももう見れます!
2015.10.09 14:45
ポール・トーマス・アンダーソンが監督した初のドキュメンタリー映画『JUNUN』が今日NY映画祭で世界初上映された。観てきた!
映画は、ジョニー・グリーンウッドが、イスラエルのミュージシャンShye Ben Tzurやインドのミュージシャン達と一緒に、インドのRajasthanでレコーディングをし、フェスティバルで演奏する模様を追った作品。
始まった瞬間から、音楽の生命力に圧倒され、即映画に引き込まれる、美しくてエンターテイニングで、迫力あるドキュメンタリー映画だ。1曲の演奏が終わるごとに思わず拍手してしまいたくなるような躍動感の作品。
映画で紹介された部分は、その多くがインドのミュージシャンのサウンドで溢れているのだが、ジョニーのギターが静かに美しく鳴り響く瞬間もあり、やはりそこがぐっと心に響いた。
上映後にQ&Aがあり、その中で、ポール・トーマス・アンダーソンが、ここでレコーディングされた曲は、ノンサッチから来月発売されると言っていた!
http://www.nonesuch.com/journal/paul-thomas-anderson-film-junun-jonny-greenwood-shye-ben-tzur-debut-mubi-2015
さらに、このミュージシャン達を今年中にアメリカに連れて来てライブもしたいと言っていた。ロンドンでは実現したので、ビザが下りればきっと可能なはずだと。
この映画は、この場の設定がどういうものなのかまったく説明されない。ポール・トーマス・アンダーソン的には、「自分が大好きだった“Jazz on a Summer's Day”がまさしくそういう作品だった。だから、説明なんていらない。音楽の勢いさえ捉えられていればいいと思って完成させた。でも、後になって"Jazz on a Summer's Day”を観たら、それがどういう状況なのかこと細かに説明されていた(笑)。自分の記憶がいかに曖昧か分かった」とも。
この作品は、Mubi.comで公開中。今日から30日間、世界のどこにいても見らるそう。なので日本でも見れます!