最新号SIGHTは本日発売です!

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写真だとちょっとわかりにくいかもしれないが、今週店頭に並んだ週刊朝日に、上杉隆氏の記事が掲載されている。タイトルは「記者クラブ崩壊」。上杉氏自身が「11年間戦った」と語る記者クラブ制度が、去る3月26日、鳩山首相による首相記者会見のオープン化ということでひとつの決着をみた、という内容である。

岩瀬達哉氏や上杉氏が告発してきた記者クラブ制度の弊害については、小誌SIGHTはおそらく日本の雑誌の中でもとりわけ頻度高く紹介してきた自負がある。というか、記者クラブを形成する新聞・テレビメディアでは当然のようにないものとして無視されてきたのがこの問題だ(だから、「週刊朝日」は特例だといえる)。

実際、この3月26日の件にしても、新聞やテレビで取り上げているのを見たことはなかった。日本のジャーナリズムにとって、大きな転換を意味するものであるにもかかわらず。

上杉氏は、この記事でも「公権力が自己防衛のために情報を操ろうとするのは当たり前の話で、そうさせないように権力を監視するのがジャーナリズムの使命です」と書いている。記者クラブ制度は、その健全な対立の構図を曖昧にするものだ。そして、この構図を正しく作動させるためには、オープン化による緊張関係の継続しかない。

最新号SIGHTで、上杉氏には小沢一郎とこうしたメディアとの悲喜劇とも言える関係について語ってもらった。ぜひご一読を。SIGHTは本日発売です。
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