シカゴ発、USオルタナ/シューゲイズの正統を引き継ぐ若きスリーピースバンド:ホースガール。
10代で出会った音楽仲間同士でバンド活動を始めたという彼女たち。衝撃のデビューアルバム『Versions Of Modern Performance』はコアなギターロックファンを惹きつけ、多数音楽メディアからも高い評価を受ける出世作となった。今年2月にリリースされた待望のセカンドアルバム『Phonetics On and On』は、なんとウィルコやディア・ハンターも手掛けるSSW兼プロデューサーのケイト・ル・ボンを迎えての制作。完全にネクストステージに突入したホースガールを感じさせる必聴の1枚だ。
そんなホースガールが話題のセカンドアルバムを引っ提げて初めての来日! 記念すべきギグを、恵比寿リキッドルームに観に行った。
ライブが始まるやいなや、会場の空気がガラッと変わるのを感じた。3人がそれぞれ紡ぎ出すプレイの力強さは別格だ。ペネロペとノラの見た目からは想像できないほどエネルギッシュなギターの音像。ジジに至っては聴いていて目がブレるほどパワフルなドラムビートを刻み、ソロパートではフロアから大歓声が上がるほどだ。
セカンドアルバムから多く演奏されたこの日のセトリ。90年代オルタナバンドのレガシーを強く感じつつも、彼女たちの美学によって生まれ変わった、新世代のオルタナティブロックを見せつけられた気がして胸が熱くなった。MCでも多くを語らず、かつ飾り気のないシンプルなサウンドがかえって彼女たち3人のユニークな世界観に浸らせてくれた。
今、シーンで大きな存在感を放つホースガール改めてライブで聴くと凄みが違います!勝負作のセカンド『Phonetics On and On』、ぜひ皆さん注目してみてください!(土屋聡子)