「もったいない」ってこういうことか

「もったいない」ってこういうことか

よくいく売店の女性が、
座っただけでン万円くらいするギンザのママみたいな声と物腰で、
おつりをくれる。
いい温度のおしぼりでも渡してくれるように両手でそっと小銭を渡す。
しっとりとしたまつ毛を震わせながら、上目遣いでこちらを見る。
そのとき、ちょっとサスペンスめなハリウッド映画のヒロイン役を吹き替えてる声優みたいな声で
「どうもありがとうございました」といってくれる。
どうもと、ありがとうございましたの間、あと、最後に、
小さな「ん」が聞こえる。

その売店には基本、400円以上のものは置いてないと思うので、
いつもなんかいいのだろうかと思う。

どうでもいい話。
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