特にこのドームエディションは、共有される「物語」のその先に行くんだ、3人で全員を連れて行くんだ、というテーマを感じさせるものだった。今日、名古屋で僕はそんな明確なテーマ性を感じた。
このツアーにあるメッセージを僕なりの言葉で言わせてもらうなら、それは「Perfumeとは何か?」という自問だったように思う。
Perfumeはなぜ続いて行くのか?Perfumeはなぜ未来を目指すのか?Perfumeはなぜ誰ひとり置いていかないのか?Perfumeはなぜ前衛性と普遍性を等しく獲得しなければならないのか?そして、Perfumeはなぜ誰よりもポップな存在でいられるのか?などなど。
これらの問いはすべて密接に繋がっているが、このツアーにあったものは3人からの愛情表現以上に、Perfumeとは何か、その答えを一緒に見つけてくれませんか?という問いかけだったように感じる。
そのうえで強引に結論めいたことを言うなら、このツアーは、来るべきPerfumeの「これから」を描くための、とても大切でとても愛すべき試みだったんだと思う。
そして、その新たな一歩を、これだけ鮮やかに、あくまで完成度高いエンターテインメントとして表現できるのが3人の素晴らしさであり、チームPerfume
の凄さだ。映像、レーザー光線、照明、舞台装置、衣装、そういったPerfume的なる武器は今夜も絶好調に磨き上げられていた。
Perfumeの半端ないエンタメパワー、そして果敢なチャレンジのパワーに酔いしれた最高の夜になった。
名古屋まで来てよかった。