ビーディ・アイ、新作ジャケの「乳首」が英スーパー・マーケット連合に検閲される!
2013.06.07 18:30
★現在発売中のrockin'on(7月号)のインタヴューにも出てきますが、
ビーディ・アイの新作『BE』のジャケ写が、どうやら英スーパー・マーケット連合の検閲にひっかかってしまったようだ。
問題はやはり本誌インタヴュー中の話にも出た「女性の乳首」だったようで、
我らがリアム・ギャラガーさんは、
「スーパーとかで子供の目に付くのがマズイなら、乳首のとこだけ18禁のシールでも貼るか、
指で隠してレジに持っていけばすむことじゃん。
そんな細かいこと気にすんなよ!」
という調子で笑い飛ばしていたのですが、
なんとその「リアムさんの予言」通りになってしまった!!!!!!!!!!
来週月曜(6月10日)からUK中のスーパーの店頭に並ぶビーディ・アイの新作ジャケには、
上の写真のような「アダルト向け(つまり18禁)」のシールが貼られることになった。
★そもそも何故、筆者が取材中にこの「乳首」問題をあれほど気にしたのかというと、
以下の2つの理由から。
↓
(1)英国のCDフィジカル・セールスにおいては、スーパーでの売り上げがかなり大きな比重を占める。
(2)英国のスーパーは商品の画像に対する検閲が異常に厳しい!(というか、メチャ細かいことにうるさいんです)。
たとえばマニック・ストリート・プリーチャーズの2009年の作品『ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』がリリースされたときも、
「ジャケ写の絵が家庭内暴力を連想させるから(ええっ!?)」との理由で、
ジャケ写を”真っ白なカバー”で包んで(!)店頭に置いたくらい。
まぁ、スーパーとかは子供連れの家族客が多いからしょうがないんでしょうが、
このへんの英国人のアート作品における「性」や「暴力性」に対するヴィクトリア期みたいな神経質ぶり、
ピューリタン的なモラル感にはいつも驚愕させられる。
21世紀ですよ!今は。