愛は今でも僕らを引き裂く?

愛は今でも僕らを引き裂く?

すいません。
またあの「マンチェの偏屈ジジイ」どもの近況です。

★英国時間の今日5/18(イアンの命日。合掌)&明日5/19(水)、
地元マンチェに今年新装オープンしたフッキーのクラブ=Fac251: Factoryにて、
フッキーのバンドThe Light(息子のジャックや元ハピマンのロウェッタも参加)がジョイ・ディヴィジョンの『アンノウン・プレジャーズ』を全曲演奏する追悼ライヴを行う。

というニュースは先日NMEなどでも報じられましたが。

ここ最近UK内ファンの間で、
「なぜ元メンバーのバーニー&スティーヴン、
それにイアンの遺族をさしおいてまで、
フッキーだけがそういう企画ライヴを催す権利があるんだ?」

という不満の声があがっていたのも事実。

★で、「そうした声に応えるため」かどうかは定かではないのですが、
先日この件に対するフッキー自身のコメントが英The Guardian紙に掲載されていたので、
ざっと訳してみました。

「これまでにも色んな奴らが『イアンの追悼式を行う』とか言っといて、
結局おじゃんになってきた(イアンの地元マカルスフィールドで追悼式を行う案は近年にも出ていたが、結局資金不足で挫折したらしい)のを、何度も見てきたからさ。
俺としても、つくづくウンザリだったんだよ。
だから、くそっ!誰もやらねえなら、俺がやったるわ、ってことでね」。

「それに、こんな案をバーニーに持ちかけても断られるのがオチだからな。
『僕のモットーは過去を振り返ることじゃなく、未来へ向かうことだ』ってのが、昔からアイツの口癖だし(まぁまぁフッキー、、、)。

ナタリー(イアンの娘)が父親の死をあんまり大袈裟に騒いで欲しくないと思ってる、っていうのも人づてに聞いてはいるけど。
でも、かといってイアンの遺族は毎年命日が来ても何の追悼もしてないわけでさ。
とどのつまり、俺がニュー・オーダーを脱退した時、バンド内のメンバーは2組に分裂したんだ。
で、アイツら(バーニー&スティーヴン)はナタリー側に付いたってわけ」。

あ~あ、、、未だに相当こじれている模様。


★因みに、フッキーのもうひとつのバンド=Freebassのデビュー・アルバム『It's A Beautiful Life』も先月末4/24、遂にリリース!!!

Fac251: The Haciendaの英公式サイトで買えます。
http://www.fac51thehacienda.com/

DL販売オンリーですが。


★あ、Freebassは今年のサマー・ソニック出演もコンファームされたばかりですよね。

いいなぁ、日本の皆さんが羨ましい。
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