リアム最新インタヴュー

リアム最新インタヴュー

昨日のブログでも触れた@ロンドンSelfridgesにおけるPG営業活動で、

またもや英メディア(今度はEvening Standard紙)に登場した、リアムさん。


★その記事から「新バンド&音楽」関連のコメントを抜粋しつつ、ざっと訳してみました。


(1)現在レコーディング中の新作について。

「もう半分ぐらいは録り終えてるんだ、曲はノエル抜きでほとんど書き終えたよ。
作ってるのは俺と、アンディと、ゲム。
(オアシスの)ラスト作の時でさえ、こういう状況になりつつあったからな。
録音作業は俺達がやって、ノエルはどこかで何か他のことをしてるって感じだったし、、、。

新作はクリスマス後にスタジオをブッキングしてるから、そこで録り終える。
手早く作るつもりだよ、あんまり手を加えすぎたりしないでさ。


(2)今回の「ノエルとの喧嘩&脱退」の深刻さについて。

「でも俺にとっては、そんな大それた事じゃなかったんだぜ。
あれよりもっと酷いケンカは以前もあったからな。
ノエルはとにかくオアシスから脱退したかったんだと思う。

ラッドっぽいノリから卒業して、何か新しいことを試してみたかったんだろうよ。
あいつを貶してるわけじゃないけど、(ノエルは)いつの間にかフェイクな奴になってたって、ことなんだと思う。

でなきゃ18年も全力を注いできた事(オアシス)をあんな簡単に見放して、ラッセル・ブランドみたいな奴らと付き合い始めたりしねーよ。

でもまぁいいさ、俺もこれからは気ままに自分の好きなことをやらせてもらうから」。


(3)新バンドについて。

「明らかに以前とは違うバンドになるだろうな、ノエルがいないわけだし。
ノエル信者の中には俺達を鼻でせせら笑う奴らもいるかもな。

俺達の音楽が嫌いなら、レコードを買わなきゃいいし、
俺達のギグにも来なきゃいいさ。
”Don't Look Back In Anger”みたいなのを演るつもりもないからな。

ネブワースに来た25万人もの客がノエルだけを観に来た、とは俺も思いたくないけどさ」。


(4)新作は「オアシス名義」で出すのか?

「今んところ(オアシスの名前は)使ってないけど、
新作が出る頃になってもバンド名が決まってなかったら、
オアシス名義にするしかないな」。


(5)やはりあなたとしてもノエルが戻ってきてくれたほうが嬉しいのでは?

「(怒りを露にして)ノエル自身もそう思ってるだろうよ!

もし自分のソロが思ってたほどうまくいかなかったら、いつでも自分の好きな時にリアムに電話すればいい。
リアムは必死だし、オアシスのためなら何でもするだろうから、ってさ。

でもその時は俺も忙しいんだって!
奴が電話してくる時は俺はいつも忙しいんだよ」。

記者に対して
「、、、あんたも俺がイラついてるのが分ってるようだけど、

俺としてはただ自分の正気を保つために、
こうやって服や新作や新バンドに没頭してるだけなんだ。
バンド名が何になろうがさ!」。


一見、威勢のいい発言ばかりですが、
内心はノエルを恋しがっているのが痛いほど伝わってくる言葉の数々、、、。

無理をしないで、年が明けたら思い切って電話してみればいいのに。
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