ガリレオ・ガリレイ、新作アルバム『ALARMS』は傑作だ!

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今日発売のアルバム、Galileo Galileiの最新作『ALRAMS』。
これ、個人的にはガリレオの最高傑作アルバムだと思う。
そして、聴いた人はみんなそう思うだろう。そういうアルバムだ。

彼ら3人のインタヴューは、発売中のJAPAN11月号で掲載中。
このアルバムは、USインディの気鋭バンドPOP ETC(ポップ・エトセトラ)のメンバー、クリストファー・チュウをプロデューサーに招いて作られている。
近年のガリレオが、思いっきり洋楽志向の思想のもとで、独自のポップ/ロックを追求してきたことは誰の目にも明らかだったけど、思いっきりその懐に飛び込むというか、胸を借りるというか、思い切った賭けに出たアプローチだろう。で、それが大正解だった。

ここで鳴っているのは、カッコつけた洋楽かぶれのバンドサウンドでもなんでもなくて、シンプルな3人のアンサンブルに立ち返って、それでいてサウンドのひとつひとつがポップに磨き上げられた、ガリレオ・ガリレイの到達点だ。それは彼らの原点だった青々しいギターロックに回帰することではないし、新たな出発点と言ってもいいだろう。それが本当に気持ちいい。

クリスと3人のレコーディングセッションは2週間の来日で組み立てられて、誌面では紙幅が足りなくてあまり載せられなかったんだけど、本当に楽しくて実りある交流が盛り沢山だったそうだ。実はPOP ETCも兄弟がメンバーにいるバンドで……っていうのはあんまり関係ないと思うけど、インディ・ロックの何たるかを教わりながら、4人はシンクロしまくっていたんだと思う。

写真はインタヴューした時の3人。そしてジャケットはちょっと不穏なイメージだけど、どうしてこういう絵にしたのかも、誌面では語ってくれてます。

ちなみにアルバムはここで全曲試聴できる。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/GalileoGalilei/alarms/#sound_section2

ぜひチェックしてほしい!(松村)
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