photo by Shota Tsuji「ニューエイジ・ポップミュージック」を掲げて活動する
Klang Rulerの「Magnet+ TOUR」ファイナル公演は、とびきり自由で最高の空間だった。
新しいのにどこか懐かしさを感じさせる唯一無二のポップセンスが輝く楽曲が、LIQUIDROOMのフロアを揺らしていく。SNSで大ヒットしたブラックビスケッツの“タイミング ~Timing~”のカバーをはじめ、往年の名曲たちをKlang Ruler流の現代的ポップサウンドへ鮮やかに昇華させてみせた、YouTubeの人気カバーコンテンツ『MIDNIGHT SESSION』の復活には観客も大歓喜。世代を超えたあらゆるオーディエンスを、一瞬で彼らの音楽の虜にしてみせた。
「yonkeyをヤンキーにしたい」というSimiShoのアイデアから生み出された天井吊り下げのバケツをyonkeyが金属バットで一撃したり、5人全員で全力のパラパラを踊るなど、遊び心溢れるエンタメ要素も満載。久々のレア曲も惜しみなく披露し、どこまでも自由で、音楽を鳴らす楽しさを全身で爆発させるような5人の姿に引き込まれ、多幸感溢れる一夜となった。(伊五澤紗花)