メジャー2周年を記念したリキッドでのライブは、フロアを埋め尽くした観客たちを誰ひとりとして置いていかない、とんでもない熱狂を生み出していた。
彼らの音楽には、全員でシンガロングしたり、踊ったり、初めて聴いても自然と身体が動いてしまうようなキャッチーさがある。一方で、少年あああああ(Vo)の歌声をじっくりと聴かせ、胸の奥に迫るような楽曲では、ぐっと空気を変えて違った表情を見せる。このライブで、それらを束ねているのが終活クラブの飾らない真っ直ぐさなんだと、改めて実感させてくれた。
力のこもった演奏も、少年の愛らしくも熱いMCも、合間に差し込まれるコント(?)も含めて、「今日を最高な日にしたい」という思いが溢れていたし、その熱が観客にも広がり、フロアをガンガンに揺らしていた。
カリスマ性で引っ張っていくのではなく、「一緒にいこうよ」と手を伸ばしてくれるような温かさ。自然と彼らを好きになってしまうのは、そんな観客一人ひとりに向けた温もりがあるからなのだろう。
年明け1月にはZepp Shinjukuでのライブも決定したが、この夜の熱狂とスケールを見れば、その流れも必然に思えた。
今まで覆面で顔を隠していた彼らが、ここで顔出しも解禁。大きな節目となったLIQUIDROOMワンマンの模様は、近日中にrockin’on.comでレポートします。ぜひ楽しみにしていてください!(江口祐里)