心の奥の宝箱を開くのは、TOMOOという神秘のアーティストが描く豊かな音世界。ツアー「DEAR MYSTERIES」の先では、東阪アリーナが待っている!

心の奥の宝箱を開くのは、TOMOOという神秘のアーティストが描く豊かな音世界。ツアー「DEAR MYSTERIES」の先では、東阪アリーナが待っている!
「私たち一人ひとりの心の奥のほうにある宝箱を開いて、きらっと光る時間になったらいいと思います」──そんな言葉とともに幕を開けたアルバム『DEAR MYSTERIES』のライブ。アルバム曲と、その仲間のように寄り添う過去曲たちが、セットリストを通してひとつの物語へと編み直されていくことで、神秘の尻尾を掴んで歌にするTOMOOというアーティストの輪郭が、ステージ上でくっきりと浮かび上がっていた。

インディーズ時代の苦悩と気づきを描いた“雨粒をつけたまま”と、舞台に立つ者の孤独にふれる“スーパースター”。ちょっとした無遠慮の連鎖がポップに弾ける“餃子”と、溜息の雲が降らせた雨の下でファンクに踊る“Super Ball”。そして、愛せない苦しみの果てで透明を探し出す“Lip Noise”、人間が持つ清濁の狭間にあるダイヤを刻みつける“Cinderella”──リリース時期の異なる曲たちが相互に響き合いながら、もう会えない人とのかけがえのない時間の記憶にも、誰にも言ったことのない特別な想いにも、じんわりとあたたかい光を届けてくれた。とりわけ、パーソナルなMCの先で鳴らされた“ハックルベリー・フレンド”は、言葉にできなかった感情に、目に見えない記憶に、音が名前をつけてくれたような感覚をくれた名演だった。

『DEAR MYSTERIES』を通して、一人ひとりの心の柔らかいところにある宝箱を開いたTOMOO。その次の舞台は、11月開催の初アリーナツアー! 今回のツアーでも、総勢9名のアンサンブルを巧みに束ねる音の良さ、曲の魅力を最大限に引き立てる照明の素晴らしさに舌を巻いたが、チームTOMOOがアリーナという大舞台で描く音世界のきらめきが楽しみで仕方ない。(畑雄介)

TOMOOは発売中のJAPAN4月号「幼少写真」にも登場! “Cinderella”にちなんだエピソードも……?


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