そのパフォーマンスを突き動かしているのは7人の「想い」だ。
結成当初からSKY-HIが、7人が大切にしていたそれぞれの「想い」が、この東京ドームで最大出力のエネルギーとして放出され、打ち上げ花火のように何度も花を咲かせた。
7人の歌は調和よりも、伝えたい「想い」が溢れ出したように言葉やメロディとなり、ダンスは最近スタンダードになっているカル群舞的な統制よりも、ロックバンドのパフォーマンスのように、ついついその歌や「想い」に身体が突き動かされたと言わんばかりに7人それぞれの形で表現される。
結成当初、大きすぎる夢だと思っていた東京ドームに立ったのにも関わらず、アクト中に「ここはスタート地点だと思います」と語ったRYUHEIや、「世界を見せてやる」と言ったRYOKIを筆頭に、最後のMCではそれぞれ、この場に辿り着けた感謝と、ここがスタート地点であるとこれからを語っていた。
ドーム公演を結成2年半と猛スピードで成し遂げた今、7人がどうやってこの大きな船を引っ張っていくのか、どういうストーリーを紡いでいくのか、今から楽しみで仕方がない。
新曲も発表されたので、JAPANでも絶対に取材します！ 決定次第お知らせするのでお楽しみに！（大橋麻里奈）
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