12年ぶりとなるBUCK-TICKの横浜アリーナ公演『CLIMAX TOGETHER 3rd』を観た!
デビューから29年、絶対不可侵の道を歩み続けてきたBUCK-TICKの、どこまでもオリジナルな存在感が改めてすさまじかった。
一瞬で異世界へ連れていかれるような幕開けから(むしろ会場の装飾からすでにだったが)、
本編ラスト、今井寿の叫ぶようなギターの残響まで、余すところなくBUCK-TICK!
綺麗なだけのファンタジーを描くのではなく、リアルな人の痛みや闇を見据えているからこその説得力。
そんな彼らの異世界に没頭するカタルシスがたまらなかった。
時代を創ってきたレジェンドとしての実力と、現在進行形のロックバンドとしての生々しい熱が共存していたライブ。
今夜は記念碑的なライブだったけれど、これからシングル&アルバムリリースが控えているし、2016年のBUCK-TICK、ヤバいです。
9月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号に掲載されるインタビューもお楽しみに!(後藤)
2016年のBUCK-TICKここにあり! 12年ぶりの横浜アリーナ公演を観た
2016.09.11 23:59