リリー・アレン、新作のタイトル『Sheezus』をカニエにちなんだ理由を説明
2014.02.27 20:15
リリー・アレンは待望の新作のタイトルが『Sheezus』となることを明らかにしている。
明らかに昨年のカニエ・ウェストの新作のタイトルでカニエの通称「イェ」と「ジーザス」を合体させた『イーザス』をもじったこの新作のタイトルについてリリーは「オマージュであって、けなしてるわけじゃないから」と2月21日にツイッターで明らかにしている。
また、2月19日に行われたブリット賞のレッド・カーペットでもリリーはサード・アルバムとなる新作の音源をこの日レーベルのリーガル/パーラフォンに音源を引き渡していたことを明らかにしていたが、リリースは春頃になるとその後、明らかになっている。
また、リリーは今月に入ってから新曲“Air Balloon”のビデオを公開しているが、これも『Sheezus』収録曲で、3月2日にシングル・リリースされる。リリーが活動を再開してから1位となったキーンの“サムホエア・オンリー・ウィー・ノウ”のカヴァーや“Hard Out Here”に続くシングルで、ビデオは南アフリカのケープタウンで撮影され、監督は映像作家のザット・ゴーが手がけている。
さらにアメリカの人気テレビ・ドラマ『ガールズ』にもリリーは"L8 CMMR"という新曲も提供しているが、その経緯について次のように語っている。
「番組は素晴らしいと思ってたから、提供するかどうかは考えるまでもなかったんだけど。トラックを一緒にプロデュースして書いてくれたグレッグ・カースティンがこの曲や別の曲も、番組に関わってる人に聴かせてくれたみたいなのね。その後(番組の音楽担当のマニッシュ・ラヴァールに)気に入ってもらえたようで、グレッグにどれか曲を番組に使えないかってグレッグに打診してきたというね」
なお、リリーは4月1日にロイヤル・アルバート・ホールで開催される児童支援チャリティのライヴに出演する予定になっている。イヴェントは恵まれない児童の支援活動を行っているコラムが主催するものだが、コラムは世界で最も古い児童支援チャリティ団体として、今年で設立275周年を迎えている。
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