ジャスティン・ビーバーについて、トロント市長が「まだ19歳なのだから」と擁護

ジャスティン・ビーバーについて、トロント市長が「まだ19歳なのだから」と擁護

1月30日にリムジンの運転手に暴行した容疑を問われ警察に出頭したジャスティン・ビーバーだが、トロント市長のロブ・フォードはジャスティンを擁護する発言を行っている。

ジャスティンは1月30日未明にトロントのナイトクラブに乗りつけたリムジンに乗り込んだ乗客6人の1人で、一行をクラブからホテルまでへと運ぶ間に乗客の1人と運転手が言い争いを始め、その乗客は運転手の後頭部を何度か殴打したと警察は発表している。その後、運転手はリムジンを停め、警察に通報したという。現場に警察が到着すると運転手を殴った乗客はすでにその場から立ち去ってしまっていたというが、その後、ジャスティンは警察に出頭し、暴行容疑で訴追され、3月に法廷に出廷することになるという。

昨年にはクラックやコカインを喫煙したことがあると認めて物議をかもしたフォード市長だが、次のようにジャスティンについて語っている。
「あのさ、なんだかんだいって、この人物はまだ若者なんだからさ。ぼくが19歳の時には、彼のように成功するのが夢だったよ。でも、みんなに言いたいのはこの人物もまだ19歳でしかないってことなんだよ。自分が19歳だった頃のことをよく思い出してほしいよ」

ただ、フォードはジャスティンの音楽は特に好きではなく、自身はレッド・ツェッペリンやイーグルスのファンだとも語った。

なお、この事件の1週間前にはジャスティンはフロリダ州で酒気帯び運転と失効免許証での運転と公務執行妨害で逮捕されている。ジャスティンは公道でランボルギーニを駆ってフェラーリに乗っていたR&Bアーティストのカリルとレースを繰り広げていたといわれ、カリルもこの時逮捕されている。

また、カリフォルニア州警察は、ジャスティンがカリフォルニアに所有している自宅の隣人宅に卵を投げつけたという苦情を受け、ジャスティンの自宅の家宅捜査を行ったというが、その後の経過は明らかになっていない。

その一方で、アメリカのホワイトハウスのホームページの陳情ページでジャスティンの国外退去を求める陳情にすでに10万人の署名が集まっているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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