ザ・シャーラタンズは制作を進めている新作に8月に他界したジョン・ブルックスの演奏も含まれていることを明らかにしている。
ジョンは2010年に脳腫瘍を発症していることが明らかになり闘病を続けていたが、8月に44歳で他界した。残されているジョンの音源についてティム・バージェスはBBCラジオに次のように語っている。
「たくさん音源を残してくれているから、いくつか形にできるものもあるはずだよ。1曲はもうできていて、これは素晴らしい出来だと僕たちでも考えてるんだけど」
「僕にはこれがスタート地点だと思えていて、それに僕たちが1曲についてこれほど意見が一致したことはかなり久しぶりのことなんだよ。この曲はジョンのドラムがよくわかる曲になってるんだ。だから、アルバムにはジョンの音源もきちんと含まれることになるし、ジョンが書いていない曲でもジョンも作曲した一人としてクレジットされることになるから。普通にジョンも作品の一部になるということだよ」
先月にはロイヤル・アルバート・ホールでジョンを追悼する大規模なチャリティ・ライヴが行われ、ビーディ・アイやザ・ヴァクシーンズのほか、マムフォード・アンド・サンズ、ニュー・オーダーやマニック・ストリート・プリーチャーズらのメンバーが数多く参加し、収益を脳腫瘍患者支援団体に寄付した。
バンドは現在2010年の『Who We Touch』以来となる新作に取りかかっていると伝えられている。
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