ブラーやデーモンと二度と仕事をしたくないとウィリアム・オービットが語る

ブラーやデーモンと二度と仕事をしたくないとウィリアム・オービットが語る

昨年ブラーとレコーディング作業を重ねていたことを明らかにしていたプロデューサーのウィリアム・オービットは、デーモン・アルバーンとは二度と仕事をしたくないと語っている。

ウィリアムは昨年5月にブラーとしての作品制作の作業に関わったことが伝えられていて、ウィリアムはメンバー4人とスタジオに入っていたことを認めていたが、その後、作業は突然中止になったことをウィリアムは明らかにしている。その前からウィリアムはツイッターでも作業のことをほのめかしていて、1月の時点で「ディアワラがデーモン・Aとトラックを数本録っていたことをたった今知ったけど、デーモン・Aとは水曜からずっと一緒に作業を重ねてるよ!」とツイートしていた。この時の作業のことについてウィリアムは次のように『NME』に振り返っている。

「あーもう、ブラーの話はやめてほしかったんだけどな。こう言えばいいかな、僕はもう二度とブラーと仕事をする気はないんだとね。デーモンにはほんとに酷い目に遭ったよ。僕の言いたいことはそれだけだよ。あるいは、こう言えばいいのかな。もう頼まれたってデーモンとはスタジオには戻らないと。あのアルバムをやるという話をまた振られても、スタジオに行く気にはなれないよね。あの作業の分の報酬だってまだ未払いだしね! けど、僕以外にもそういう話はいろいろあるんだよ」

今年もフェスティヴァル出演を精力的にこなしたブラーだが、新作についてはデーモンのソロ・アルバムがリリースされた後に本格的に制作作業に入るとこれまで伝えられている。ブラーは2008年にグレアム・コクソンが復帰して以来、“フールズ・デイ”、“ザ・ピューリタン”、“アンダー・ザ・ウェストウェイ”と楽曲の単発リリースは行ってきたが、アルバム制作はまだ実現していない。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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