リリー・アレン、作風とイメージの刷新に不安を覚えていると関係者が語る
2013.02.05 18:32
リリー・アレンことリリー・ローズ・クーパーは4年ぶりとなるサード・アルバムの制作を進めていることが伝えられているが、これまでの作風とは路線が違っていて、リリー自身、不安を感じていると『ザ・サン』紙が報じている。
さる関係者筋の話として『ザ・サン』紙では次のようなものを伝えている。
「リリーは自分がビッグだった頃からあまりにも時間が経ち過ぎてるように感じてるんですよ。自分の新しい作品群を人がどう思い、気に入ってくれるのかどうか不安なんですね。自分はまだ好かれるだろうかっていうところですよね」
「現在、リリーは一種のアイデンティティ・クライシスみたいな状態に陥っているんです。自分のイメージを作り直そうとしていて、これまでの『ファック・ユー』という対決的な態度も、母親になった自分にはもう重要ではなくなってきてるんですよ」
「前作以来、リリーはいろんなことを経験していますから、その痛みと体験について新作では探っていくことになるんです」
なお、リリーの最も新しいレコーディングはピンクの新作『トゥルース・アバウト・ラヴ』へのタイトル曲での客演で、さらに妊娠中にはプロデューサーのグレッグ・カースティンとスタジオに入って新作の制作を進めていると伝えられている。
なお、昨年の時点でリリーは将来的な活動の見込みについて「わたしが素晴らしいと、あるいはいいと思えるような作品に仕上がらない限り、何も出すつもりはないの」と語っていて、またしばらくは妊娠中の第2子について全神経を使っていくつもりであることも次のように明らかにしていた。
「だから、この先数か月は何も出すことはないと思うけど。うまくいけば来年かな」
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