ルーファス・ウェインライトは2010年の『オール・デイズ・アー・ナイツ : ソング・フォー・ルル』以来となる新作で、マーク・ロンソンをプロデューサーに迎えた『Out Of The Game』を4月23日にリリースする。
ミュージック・ウィーク誌が伝えるところではルーファスは今度の新作は「自分が作ってきたものの中でも最もポップだ」と語っていて、影響は「偉大なポップ・ミュージシャンすべてだよ、エルトン(・ジョン)、フレディ・マーキュリー、デヴィッド・ボウイと、基本的に派手で美しいっていう。それと同時に非常にルーファス的でもあるんだ」と説明している。さらにマーク・ロンソンも今度の作品を「ぼくのキャリアのなかでも最高傑作だね」と表している。
これまでルーファスはさんざんゲイ・レコードを作ってきたが、今度の作品は相当に「男臭い」レコードになると語ってきている。
さらにアルバムにはふたつの顔があることをルーファスは次のように語っていた。「ひとつは安堵する気持ちや気分が軽くなったような明るさに満ちたもので、というのも、ここ3年は母の死もあって、ぼくにとっては生きてきて最も暗い時期だったからなんだ。でも、その間に娘ヴィヴァが1歳を迎えることにもなっていて、この3年はぼくにとって最も喜びに満ちた日々でもあったんだよ。だから、そうした両面が織り交ざったものになってるんだね」。
アルバムにはマーサ・ウェインライト、ヤー・ヤー・ヤーズのニック・ジナー、ショーン・レノン、ウィルコのネルズ・クライン、マイク・スノウのアンドリュー・ワイアットらが客演している。
トラックリストは以下のとおり:
Out Of The Game
Jericho
Rashida
Barbara
Welcome To The Ball
Monatuk
Bitter Tears
Respectable Drive
Perfect Man
Sometimes You Need
Song Of You
Candles
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