斉藤和義、震災後と新作『45 STONES』を語る。「タブー化してる気持ち悪さが嫌だった」

斉藤和義、震災後と新作『45 STONES』を語る。「タブー化してる気持ち悪さが嫌だった」

15枚目のオリジナルアルバム『45 STONES』を10月19日にリリースする斉藤和義。攻撃的なロックンロール色の強い本作について語ったインタヴューが、現在発売中の「ROCKIN’ON JAPAN11月号」に掲載。

「別に変な旗振りになる気なんてない。ただみんなが勝手にタブー化している、その気持ち悪さが嫌だった」

東日本大震災をうけて、Ustreamで自身の楽曲“ずっと好きだった”の替え歌“ずっとウソだった”を発信したことをはじめ、独自のアクションでメッセージを放ち続けている斉藤和義。ただ当然のようにその後のイベントなどで“ずっとウソだった”が歌われることを期待された状況については、「期待されるのは重々わかってたし、こっちも歌う気満々だったけど、そればっかりを期待されてもねっていうのはある」とその気持ちを明かしている。
また『45 STONES』は全体的に尖ったロック・ナンバーが多いが、本作を作るうえでも震災の影響は大きかったようだ。“オオカミ中年”という楽曲では“ずっとウソだった”よりもさらに踏み込んで反原発の立場を表明し、“猿の惑星もプロテストソング”としての要素が強いという。しかし怒り一辺倒のアルバムではもちろんなく、そこには斉藤のあらゆる感情が込められているとのこと。斉藤が以下のように語る。

「結局は音楽ですからね。怒りの曲もあれば、惚れたはれたの曲もある。いろんな音楽が俺は好きだから」

また記事には撮りおろし写真も掲載している。
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