スティーヴ・マルクマス、ベックがプロデュースしたソロ新作『Mirror Traffic』を8月にリリース

スティーヴ・マルクマス、ベックがプロデュースしたソロ新作『Mirror Traffic』を8月にリリース

ペイヴメントとしての再結成ツアーを昨年11月アルゼンチンのブエノスアイレスで終了させたスティーヴ・マルクマスだが、マタドール・レコードはスティーヴのソロ新作『Mirror Traffic』を8月にリリースすることを明らかにしている。

今回もソロに転じてから率いているスティーヴ・マルクマス & ザ・ジックス名義となっていて、マタドールによれば、ジックスとしては3枚目もしくは4枚目のアルバムだとのこと。つまり、ジャケットのクレジットのみで判断すると、セカンド『ピッグ・リブ』と4枚目となる前作『リアル・エモーショナル・トラッシュ』に続いて3枚目となるのだが、CD盤のクレジット表記も加味すれば、ファーストもジックス名義となり4枚目となるとのこと。なお、ファーストをリリースした際、スティーヴとしてはもともとジックスというクレジットのみでリリースしたがっていたのだが、マタドールの強硬な反対に遭い、ジャケットは「スティーヴン・マルクマス」のみの表記、CD盤にはザ・ジックスの表記も入ったとか。

プロデューサーはかねてから伝えられてきたようにベックが務めていて、マタドールによると、キャリア22年目にしてあらためてスティーヴの音楽性と歌詞的世界の領域を押し広げる作品になっているそう。マタドールとしては過去のスティーヴの作品を貶めるつもりはまったくないが、今作は間違いなくスティーヴのさまざまなスキルのすべてをいまだかつてなかったレベルでひとつにした作品だと予告している。

また、今作を最後に2006年から参加してきたドラムのジャネット・ワイスが脱退するそうで、今後のライブなどではザ・ジョガーズのジェイク・モリスが後任にあたるそうだ。
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