ベン・ハーパー、新作からのシングル第1弾はニール・ヤングのパフォーマンスから刺激を受けて書き上げた曲

ベン・ハーパー、新作からのシングル第1弾はニール・ヤングのパフォーマンスから刺激を受けて書き上げた曲 - 2011年作『ギヴ・ティル・イッツ・ゴーン』2011年作『ギヴ・ティル・イッツ・ゴーン』

5年ぶりとなる、通算10枚目のソロ作となるスタジオ録音アルバム『ギヴ・ティル・イッツ・ゴーン』をリリースしたベン・ハーパー。彼は、ニュー・アルバムに対して次のように語っている。

「こんなに時間の経過を体感させる、年表みたいなレコードは今まで作ったことがないよ。1年半前から今日までの自分の人生の延長のような内容なんだ。全てのサウンドはここ1年半の自分の体験からインスパイアされて出来たもの。これほどに正直な音楽的声明はないよ」

上述のように語っているとおり、同アルバムからの第1弾シングルとしてすでにダウンロード配信されている“ロックンロール・イズ・フリー”は、昨夏、ベンが前座をつとめたロンドンでのライブでメイン・アクトを行ったニール・ヤングから刺激を受けてできた曲。ニールの“ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド”の衝撃的なパフォーマンスにインスパイアされたベンは、ライブ終了後すぐさま自宅に戻り、一気に同曲を書き上げたという。

また、このアルバムの大部分は、ロサンゼルスにあるジャクソン・ブラウンのスタジオにてレコーディングされた。ジャクソン・ブラウンは、“プレイ・ザット・アワ・ラヴ・シーズ・ザ・ドーン”に参加している。さらに、“スピリング・フェイス”ではドラマーとしてリンゴ・スターを迎え入れ、曲作りもともに行ったという。

日本盤のトラックリストは以下のとおり。
1. ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー・ナウ
2. アイ・ウィル・ノット・ビー・ブロークン
3. ロックンロール・イズ・フリー
4. フィール・ラヴ
5. クリアリー・シヴィアリー
6. スピリング・フェイス
7. ゲット・ゼア・フロム・ヒア
8. プレイ・ザット・アワ・ラヴ・シーズ・ザ・ドーン
9. ウェイティング・オン・ア・サイン
10. ダーティー・リトル・ラヴァー
11. ドゥ・イット・フォー・ユー、ドゥ・イット・フォー・アス
12. フィール・ラヴ(アコースティック)※日本盤ボーナス・トラック
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