先頃、ジェインズ・アディクションを脱退した元ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガンは元ガンズのスラッシュと合流していたようで、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの活動を再開させ、現在、ボーカルのオーディションを行っているという。
バンドはスラッシュとダフのほか元ガンズのマット・ソーラムも抱えていて、スラッシュはツイッターで今週、オーディションを行うことを次のように明らかにしている。「ちなみにVPで今週ボーカルのオーディション決行予定。かなりおもしろい展開になるかも」。
ヴェルヴェット・リヴォルヴァーではこれまでスコット・ウィーランドがボーカルを務めてきたが、ストーン・テンプル・パイロッツの再結成に当たって脱退してしまったため、これまで歌い手が不在のままだった。
その一方で、現在制作中のスラッシュのソロ次回作ではアルター・ブリッジのボーカルで、スラッシュの大のお気に入りのマイルス・ケネディがすべての歌を担当しているとスラッシュが明らかにしているため、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーへの参加も噂されていたが、オーディションを行うということはおそらくマイルスという線はなくなったということだと目されている。
ヴェルヴェット・リヴォルヴァーがこうしたボーカルの大々的なオーディションを行うのは今回が初めてのことではない。02年に結成した当初もなかなかボーカルが決まらず、スコットに落ち着くまでデモ・テープの一般公募まで行ったくらいだ。メンバー構成がこうなってると、ほとんどアクセル・ローズの代役を探しているということにもなるので、それも無理はないのかもしれない。
(c) NME.COM / IPC Media 2010