ブルース・スプリングスティーンは自分の子供達と一緒にメロディック・パンクのミュージシャンのライブに行くことを、12月1日発売の「ロッキング・オン1月号」に掲載されているインタビューの中で告白している。このインタビューは、アルバム『闇に吠える街』の制作当時のメイキングの様子を収めたドキュメンタリー映像が上映されたトロント国際映画祭の会場で実現したもので、ブルース・スプリングスティーンのファンでもある俳優のエドワード・ノートンとの対談の形でインタビューは行われた。
「他のミュージシャンのショーにはよく子供達と行くよ。最近のバンドもよく聴くんだ。ピート・モリナーリはいいよ。あとガスライト・アンセムとかアゲインスト・ミーも観たし、バッド・レリジョンやドロップキック・マーフィーズのライブにも息子と行った」
ブルース・スプリングスティーンは、後から出てくる若いバンドを観ているときの気持ちを、「ガンマン」の生き方に例えて、次のようにも表現している。
「『おお。早撃ちの腕はなかなかのもんだ。だが、まだまだ青いな』なんて思いながらそういうバンドを観てるわけだよ」
『闇に吠える街~The Promise : The Darkness On The Edge Of Town Story』はいよいよ12月8日発売。アルバムの本編にあたるデジタル・リマスター化されたCD1枚と未発表曲が収録されたCD2枚、未発表映像集が収録されたDVD3枚がセットの作品となっている。