本日発売ザ・ウォークメンの6thアルバムに、ザ・ナショナルのマットがコメント
2010.11.24 21:50
ザ・ウォークメンが、本日11月24日にニュー・アルバム『リスボン』の日本盤をリリースした。
ニューヨークのガレージ・シーンが盛り上がっていた2002年にデビューし、オルガンを大胆に取り入れた独特のサウンドでインディー・シーンの第一線に躍り出たザ・ウォークメン。その後もアルバムを重ねるごとに評価を高め、08年の5thアルバム『ユー&ミー』は、ピッチフォークやガーディアン等のメディアから絶賛され、世界的なブレイクを果たしている。
そして、クリス・ゼーン(レ・サヴィ・ファブ他)とジョン・コングレトン(セント・ヴィンセント他)という二人のプロデューサーを迎え、約2年間の制作期間を経て完成させたのが、本作『リスボン』となる。タイトルが示すようにポルトガルの首都、リスボンへの旅にインスパイアされたというこの作品は、初期エルヴィス・プレスリーやサン・レコ―ドからの影響を伺わせるヴィンテージ・サウンド、オルガンやホーン、ハミルトンのヴァリトン・ヴォイスに疾走するギターが絶妙なバランスで噛み合った作品に仕上がっている。
彼らの全身バンドでもあるジョナサン・ファイア・イーターから強い影響を受けたザ・ストロークス、バンドのインターンをするほどの大ファンだったというヴァンパイア・ウィークエンドのエズラなどミュージシャンからのリスペクトも絶えないザ・ウォークメンだが、ザ・ナショナルのヴォーカリスト、マットは本作についてこう話している。
「ザ・ウォークメンは、他の誰でもなく“ザ・ウォークメン”なんだ。彼らの曲は、複雑で感情的な日々のあれこれをカタルシス的に受け入れてくれる。 『リスボン』は素晴らしい作品だよ」
また、タイムアウト・シカゴ誌は「マスターピース」、ニューヨーク誌は「素晴らしいアルバム」、GQ誌は 「キャリア史上最高傑作」と各メディアも賛辞を贈っており、ピッチフォークは「輝かしい作品」と評し、「Best New Music」に選出している。
The Walkmen(ザ・ウォークメン)
ニュー・アルバム
『Lisbon』(リスボン)
11月24日発売
<FAT POSSUM / HOSTESS>
FP12282J
¥2,490(税込)
<トラックリスト>
1.Juveniles
2.Angela Surf City
3.Follow The Leader
4.Blue As Your Blood
5.Stranded
6.Victory
7.All My Great Designs
8.Woe Is Me
9.Torch Song
10.While I Shovel The Snow
11.Lisbon
12.All Black and White※
13.Grateful※
14.Orange Sunday※
15.Paper House※
※日本盤ボーナストラック