クラクソンズはクロアチアで行われたハルテラ・フェスにヘッドライナーとして6月13日に出演したが、バンドはちょうど1年前にこのフェスに出演する予定だったのをメンバーの病気のため、急遽取りやめていた。リエカ市の製紙工場の跡地を利用したこのオールナイト・フェスで、バンドはダーティ・プリティ・シングスのギタリスト、アンソニー・ロッソマンドをキーボードとQ-コード担当として加えたラインナップで臨み、ここのところのツアーで演奏している14曲のセットを披露したが、そのうちの7曲は新作からの新曲となった。ツボルグ・メイン・ステージに登場したバンドは、無料ダウンロード配信した“Flashover”でセットの幕を開け、その後、“Same Space”“Valley of the Calm Trees”“Twin Flames”“Echoes”“Astronomical”“Future Memories”と新曲6曲演奏した。“Same Space”は温かい歓声で迎えられ、ボーカルのジェイミー・レイノルズは観客に向けてこう感謝の意を述べた。「みんな、思いやりがあって、本当にありがとう。クロアチアにこうやって初めて来られて嬉しいよ。だから、みんなで楽しもう!」。そこから“グラヴィティーズ・レインボー”の演奏を開始すると途端に大歓声で迎えられ、その後、ジェイミーは“ゴールデン・スキャンズ”を観客「みんなひとりひとり、全員に捧げる」と断ってから披露した。ライブの前にジェイミーはNMEに、昨年、キーボードのジェイムス・ライトンの病気のため出演を中止しなければならなかったため、この日のライブはバンドにとって大きな意味を持っているのだと語った。「去年、ジェイムスが病気になってここで演奏できなくなったから、ちょっと自分たちの過去をあらためるようなところがあるし、ここのお客さんには確かにギグひとつ分の借りがあるからね」とジェイミーは説明した。「それにこれは去年の9月以来、ぼくたちにとっては最初の海外でのライブになるから、ちょっと足を伸ばせることにもなって嬉しいし」。「しかも、去年の今頃と較べると、バンドとして全然違う場所にいるから、今年やることになって却ってよかったなあって思うんだ。新曲を7曲もやってるし、去年とはまったく違った内容のセットになってるからね」さらにジェイミーはツアーでの新曲の受けについてこう続けた。「新曲に関してはね、みんなどれも知らないんだけど、なんか歌詞を拾い聞きして、一緒につぶやいてくれてるんだよね」1曲目の“Flashover”のライブの模様はこちらの動画から(→
http://www.youtube.com/watch?v=qQ7yMDu5kig&feature=player_embedded#!)セットリストは以下の通り:
'Flashover'
'As Above, So Below'
'Same Space'
'Gravity's Rainbow'
'Valley Of The Calm Trees'
'Golden Skans'
'Twin Flames'
'Two Receivers'
'Magick'
'Echoes'
'Astronomical'
'Future Memories'
'It's Not Over Yet'
'Atlantis To Interzone'(c) NME.COM / IPC Media 2010