“美しい日”の最初、渋谷はクラップを始める直前のフロアに向かって「揃ってなくても構わん!」と言った。思い思いに、自分の音を楽しんでくれという意図だと思うが、そのクラップは恐ろしいほど美しく揃って、会場いっぱいに響いた。
演奏も、歌も、楽曲の声、魂を奏でるように、今この瞬間を一つひとつ汲み取って、感情豊かに放たれ、渋谷の歌は、前よりもフロアに任せるパートが増えたように思うが、それでも5万人の歌はとてもきれいに重なって音楽になっていた。
それは、SUPER BEAVERがバンド人生を賭けて培った一人ひとりとの絆の強さの証明だ。好きなことを選び取って、今よりも確実に1歩1歩前に進んできた誠実な日々が、仲間を増やし続けた時間が、今、この青くて強い、美しい音を奏でている。
いつも以上に歌い、カメラにちょっかい出したり楽しそうなリーダーも、バンド人生をそのまま音にするようプレイする柳沢も、跳ねたり駆け抜けたり、楽曲の鼓動としてドラムを叩く藤原も、楽曲の声そのものになったような渋谷の歌も、すべての瞬間がハイライトだったが、コミュニケーションの最初の一歩を歌った“ひとこと”は、今日この日が作られた日々の起源にも感じて、グッときた。
いろいろまだまだ伝えたいことはありますが、9月30日発売のROCKIN'ON JAPANでは SUPER BEAVERの大阪ドーム公演を全28ページの別冊付録で大展開!
(このタイミングでは東京ドームは間に合わずで、なんとか大阪ドームを!)
このドームツアーを経たSUPER BEAVERがどう進んでいくのか、きっともっともっと楽しいことが待っているはず。
東京ドーム公演も必ず取り上げます!
続報もお待ちを!(大橋麻里奈)
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