フッキー、新クラブ「FAC251」でバンド育成

元ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダーのピーター・フックが、まもなくマンチェスターでオープンするクラブ「FAC251」では悪戦苦闘しているバンドたちを助けたいと語っている。

元々<ファクトリー・レコード>のオフィスがあったビルに作られたこのクラブ。次世代のバンドの成長を手助けしたいとフッキーはNME.COMに話している。

「俺が活動を始めたときにもギグをやるのに相当苦労したが、その状況は今でも変わっていないんだ」と彼は言う。「大変だって言ってるマンチェスターのバンドにはずいぶん会ったよ。ほとんどの会場は少なくとも50枚はチケットを売らないと演奏させないからね。そういう全てにあいつらはがっかりしているんだ。悲しいことさ」

「マンチェスターはすごくフェアな場所だといつも思っていたし、闘い、前進してその一翼を担いたいと思っていた。今はそれを行動に移しているんだ」

450人キャパの「FAC251」は2月5日に開店予定。フッキーは元ザ・スミスのアンディ・ルークとプライマル・スクリームのマニ、新たに加入したボーカルのゲイリー・ブリッグスを呼び、オープニング・ナイトにフリーベースとして出演したいそうだ。

クラブには新人バンドのほか、彼の試みに好意を寄せる人気アーティストたちも出演する予定。来週には大きな発表もいくつか行われるという。

DJとしてはすでにハッピー・マンデーズのショーン・ライダー、ザ・シャーラタンズのティム・バージェス、リトル・ブーツ、マニ、そしてフッキー自身の出演が決まっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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