アントニー、待望の来日公演決定!

これまでルー・リード、ビョーク、ルーファス・ウェインライト、ハーキュリーズ・アンド・ラヴ・アフェアらと共演を行い、2005年には2ndアルバム『アイ・アム・ア・バード・ナウ』が英国最高の音楽賞マーキュリー・プライズを受賞したアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ。そのフロントマンのアントニーが待望の来日公演を行うことが決まった。

赤坂・草月ホールで2010年2月11日(木・祝)と12日(金)に行われる今回の公演では、『ラ・アルヘンチーナ頌』初演(1977年)の写真がアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの最新アルバム『ザ・クライング・ライト』のジャケットに使用されている舞踏家・大野一雄の出演映画『O氏の死者の書』(1973年)からの映像と、大野一雄の息子で1986年以降父の全作品の演出を手がけてきた大野慶人の舞踏とのコラボレーションも含まれているという。演出も大野慶人が手がける。

公演には他に、2005年にアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズにギタリスト兼バイオリニストとして加入し、これまでバート・バカラックや坂本龍一、ジェイ・Z、スフィアン・スティーヴンスらとコラボしてきたロブ・ムース、さらにスペシャル・ゲストとして前衛作曲家のウィリアム・バシンスキと、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのPVにも出演しているダンサーのジョアンナ・コンスタンティンが出演する。

90年代にニューヨークで大野一雄の公演を観て以来、「芸術上の父」として大野に私淑してきたというアントニー。「魂の糧」と銘打たれたこの公演では、「世界観の共有」という視点から、鏡を照らし合わすようにアントニーの音楽と大野一雄の映像、大野慶人の舞踏で1つの舞台が構成され、文化の深層における相互交流を露出させ、それをいかに継承し、創造するかの実験が行われるという。

公演の詳細についてはP-VINE RECORDSのオフィシャル・サイトまたはcontraredeのオフィシャル・サイトをご覧ください(下記リンク参照)。

『Antony and the Ohnos -魂の糧-
"Special Guests, William Basinski and Johanna Constantine"』
開催日:2010年2月11日(木・祝)・12日(金)
Open / Start:18:00 / 19:00
会場:赤坂・草月ホール
出演:ANTONY (Antony and the Johnsons) / 大野慶人 (大野一雄舞踏研究所) / Rob Moose (Antony and the Johnsons, Guitar, Violin) / William Basinski (Reel to Reel Tape etc…) / Johanna Constantine (Dance)
チケット:¥5,000(前売) / ¥6,000(当日) ※全席指定
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