ビョーク、東京・上海公演での絶叫が波紋を呼ぶ

2月19日から、7年ぶりとなる単独来日公演を決行したビョーク。NMEなどの海外メディアに彼女の関係者が伝えたところによれば、公演のラスト“デクレアー・インディペンデンス”(独立を宣言せよ、という意味)をパフォーマンスした際に、コソボの独立を支持する旨の発言をしたことが、波紋を呼んでいるという。

コソボは2月17日にセルビアからの独立を宣言したが、ロシアやセルビアはこれを認めていない。そのため、今回の東京公演のMCがネットなどで伝えられ波紋を呼んだため、7月にセルビアで開催予定のフェスティバル「EXIT」への出演をキャンセルせざるを得ない状況にあるのだという。

また、CNNなどが伝えるところによれば、3月2日に行われた上海公演で“デクレアー・インディペンデンス”の終盤に“チベット!チベット!”と叫んだとのこと。中国が自国の統合された領土の一部と主張するチベットの独立を支持するようにも受け取れることから、ネット上などで物議を醸しているという。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on