R.E.M.がニュー・アルバムの制作を開始した。
ピッチフォークによれば、ギタリストのピーター・バックとベーシストのマイク・ミルズは2008年作『アクセラレイト』に続く作品のために14曲のデモを撮り終えたという。
2人はプロデューサーのタッカー・マーティンとともにポートランドで曲を作っていた。シンガーのマイケル・スタイプはまだ参加していない。
「レコード制作を始めたと言っていいものかどうかよくわからないけどね。とにかくマイク(・ミルズ)と僕は曲を書きまくり、去年のツアーのサウンドチェックのときにはたくさんの曲を試してみた」とピーター・バックはピッチフォークに話す。
『アクセラレイト』に比べると、新曲は「より広々とした」サウンドになっている、と彼は言う。
「すごく愛らしいアコースティック・ナンバーもあれば、やたらにノイジーなロック・チューンもあるし、ポップなのもあるね」
しかし、これらの曲が日の目を見るには、まずマイケル・スタイプの心を動かさなければならないという。
「僕らはこういう作業に取りかかっているとき、ある程度まではマイケルの気持ちをかきたてたいと思いながらやっているんだよね。すごい曲、歌を乗せてみたいと思うような曲を聴きたいと彼は心から思っているから」と言って彼は話を結ぶ。
R.E.M.は年内にプロデューサーのジャックナイフ・リーと正式なレコーディングを行う予定。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
R.E.M.、ニュー・アルバムの制作を開始
2009.05.18 19:37