マーズ・ヴォルタが謎のボード・ゲームを期間限定で公開中

マーズ・ヴォルタが謎のボード・ゲームを期間限定で公開中 - マーズ・ヴォルタマーズ・ヴォルタ

1月23日に4thアルバム『ゴリアテの混乱』(図版)を日本先行で発売したマーズ・ヴォルタ。彼らの作品は、そのサウンドのみならず、タイトル、ジャケット、歌詞、キャラクターといったディティールに至るまで、独自の世界観に貫かれている。

今作は、“ボード・ゲーム”がテーマの作品とのことで、アメリカのアマゾンのサイトではPCでプレイできるマーズ・ヴォルタのオリジナル・ゲームが、期間限定で公開されている。新作のインスピレーション源となったボード・ゲームは、ヴォーカリストのセドリックによれば「オマーがエルサレムに行ったときに、骨董品でお土産を買ってきてくれたんだ。そのお土産がボード・ゲームで、ストーリーは恋愛の三角関係をテーマにしたものだったんだけど、三角関係に巻き込まれてしまうと実際の世界でも悪いことがたくさん起きて…。ゲームの中に精神や心が囚われてしまい、まるでバンドが巨大なモンスターにとり憑かれてしまったような状況になってしまったんだ。それがこのアルバムのタイトルの由来になっているんだよ」とのこと。ゴリアテとは旧約聖書に出てくる巨人で、西欧では巨大なものという意味の比喩としてよく使用される。セドリックいわく「御払いとして、僕らがこのボード・ゲームの音楽版を作るしかないと思った」のだという。

そうしたエピソードを背景にもつ同新作だが、現在、公式サイトでは試聴もアップされており、最新PVも公開されている。このPVは某大統領を連想させるワラ人形が登場したりするためか、地域や局によっては放送禁止になっているといういわくつきの作品。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする