2016年に発表した『ポスト・ポップ・ディプレッション』に次ぐニュー・アルバム『Free』を9月6日にリリースする予定のイギー・ポップだが、同アルバムより“James Bond”の音源が公開された。
「Pitchfork」によれば、同楽曲にはトランペット奏者のLeron Thomas、ベーシストのRobin Sherman、ドラムにThomas Glass、そしてAri Teitelがギターで参加しているそうだ。
ニュー・アルバムについて、イギーは以下のように語っている。
このアルバムは、他のアーティストが俺に変わって表現したものなんだ-......俺は、ただ声を貸しただけ。「Post Pop Depression Tour」の後、ずっと俺の人生とキャリアを通じて襲っていた不安から抜け出せたと思ったんだ。でも、同時に疲れ切っていた。後戻りして逃げ去りたかった。自由になりたかったんだ。俺はこれまで感じるままに生きることを信じてきた。幸福感や愛よりも、自由さを感じたかったんだ。そしてこのアルバムはその中で自然と生まれ、俺はただ、そのままにさせただけなんだ。
なお、同アルバムからはタイトル・トラック”Free”の音源も公開されている。
●リリース情報
イギー・ポップ 『Free』
2019.9.6 on sale
国内盤:UICB-1002/¥2,500+税
01. Free
02. Loves Missing
03. Sonali
04. James Bond
05. Dirty Sanchez
06. Glow In The Dark
07. Page
08. We Are The People
09. Do Not Go Gentle Into That Good Night
10. The Dawn