ノラ・ジョーンズ 自身が主演を務めるウォン・カーウァイ新作映画のサントラで新曲を発表

ノラ・ジョーンズ 自身が主演を務めるウォン・カーウァイ新作映画のサントラで新曲を発表 - 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

あの歌姫ノラ・ジョーンズの銀幕デビュー作として注目を集める、ウォン・カーウァイ監督による新作映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のサントラ(写真)が1月15日に輸入盤でリリースされる(日本盤のリリースは2月14日の予定)。

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』はウォン・カーウァイ監(『2046』『花様年華』『ブエノスアイレス』)にとって初の英語作品であり、ノラの他にジュード・ロウ、デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンという実力派俳優の出演をそろえたアメリカン・ロードムービー形式のロマンティックなドラマ。 日本では2008年3月22日から全国ロードショー予定となっている。

またスコアは、『パリ・テキサス』や『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』ほか、数多くの映画音楽を手がけてきたライ・クーダーが担当。サントラには、主演のノラ・ジョーンズによる書き下ろし曲“ザ・ストーリー”を筆頭に、同映画にカメオ出演しているキャット・パワーや、劇中で効果的に挿入されるオーティス・レディング、メイヴィス・ステイプルズ、カサンドラ・ウィルソンらの楽曲をまとめて収録。R&B、ソウル、ロック、フォーク、ジャズなどの幅広くアメリカ音楽を網羅しており映画を観た後はもちろんのこと、観る前に聴いても、その映画が醸す独自の世界観に浸らせてくれるような、充実の内容に仕上がっているもよう。

ノラ・ジョーンズは、新曲“ザ・ストーリー”をこの作品のために、ウォン・カーウァイとの映画撮影体験を織り交ぜて、自ら書き下ろした。映画の中でも印象的に使用されており、初めて挑戦する女優業と、その場で即興的に書き綴ってゆくカーウァイ監督の有名な脚本スタイルに対するノラの心境を映し出した曲。ノラはこの曲について「最後に (監督から)サントラに合う曲がないか聞かれた。たまたまNYで撮影を終え朝の6時ごろ帰って来て私は疲れてなかったのね。で、ピアノに向かい朝日を見ながら曲を書いたの。すぐに書き上げ忘れていたら曲を求められてその曲を思い出したわけ。撮影後に書いたから最適よ」と語っている。“ザ・ストーリー”は、着うた(R)が1月15日に発売される。
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