「株式会社コエ」は、数々の国内外アーティストのMVを手掛ける映像作家の関和亮が、グラフィックデザイナーのユキマユコと共に設立し、KANA-BOONの全国デビュー時から数々のMVを手掛けてきた山岸聖太も所属するクリエイティブカンパニー。今回の企画は、同会社が開催した、人材募集のための「オーディション」から選考に残った6人が、それぞれ3人ずつASIAN KUNG-FU GENERATION、KANA-BOONのMVを、アーティスト公認で撮影するもの。「若い世代を積極的にフックアップしたい」という、コエと2バンドの想いが重なり合ってのコラボレーションになっているとのこと。なお、同企画で発表される6作品は、いずれの楽曲もショートサイズを採用している。
また、“春を待って”は童謡の一節を取り込みながら希望の一歩を歌い、“湯気”は「鍋」をモチーフに別れを歌う楽曲になっているという。なお、この2曲は12月19日(水)発売のミニアルバム『ネリネ』に収録されている。
【“春を待って”監督・栗原航平 コメント】
今回のMV制作で意識したことは、
主人公の妄想と現実部分の表現・モーショングラフィックスやグラフィックのスマート感・スマートフォン画面のリアルさです。
初めて学生の個人制作の範囲ではなく一般公開されるカナブーンさんの映像の制作に携わったことに対して
初めはワクワクと不安が入り混じり、特に不安の方が大きいような企画でした。
ですが最終的には、多くの初めてを体験した、大きな成長に繋がる機会になったと感じています。
このような機会を頂けたことに感謝しかありません。
【“湯気”監督・中山佳香 コメント】
「湯気で常に眼鏡が曇っている人」のアイデアは、私自身目が悪く、
眼鏡をかけていると本当によく眼鏡が曇ることから来ています。
目まぐるしい日常の中で引き出しの片隅にしまっていた記憶を、
ほんの些細なきっかけで、突然ふと思い出すような懐古の気持ちを表現したくて撮影しました。
今日も疲れたなあって思った時に、ふと昔同じときを共有していた人のことや、
そこにいた自分、そしてその「とき」そのものを思い出して、一人一人の中にある特別なときめきやワクワクと、
静かに会話するような、そんなMVになっていればいいなと思います。湯気ダンスにもご注目ください!
●リリース情報
ミニアルバム『ネリネ』
2018年12月19日(水)発売
・初回生産限定盤(CD+DVD)
KSCL-3127~3128 ¥2,500+税 (どうでもいいオマケ020封入)
・通常盤(CD)
KSCL-3129 ¥1,500+税 (初回仕様:どうでもいいオマケ020封入)
●配信情報
『湯気』
先行配信中
配信URLはこちら「コエ」オーディション × ASIAN KUNG-FU GENERATION & KANA-BOON 特設サイト