明日6月21日・22日に来日公演を控えるゴリラズのデーモン・アルバーンが、「Entertainment Weekly」のインタビューの中でこれまで自分の歌声に満足したことはないと語っていたことが分かった。
6月29日にリリースされるニュー・アルバム『The Now Now』は多数のコラボレーターが参加していた前作『ヒューマンズ』とは異なり、すべての楽曲でデーモンがボーカルを務めている。
このことについて、デーモンは同インタビューの中で「だから、ぼくの声が好きじゃない人は今回のアルバムはちょっと合わないかもね。逆に、ぼくの声が好きな人には激しくおすすめするよ(笑)」と以下のように語っている。
ぼくの声はだいぶ良くなったと思ってる。だいぶ豊かになって、深みも出てきたよね。ただ、別に自分の声が好きってわけじゃないんだ。永遠に満足することはないと思うよ、自分のやることに対してはね。
何か作っている時、ほんの一瞬だけ感じるんだ。「うおー、これ最高! 素晴らしい!」ってね。
でも次の瞬間にはすぐに、また「本当に見つかるんだろうか……自分が何を探しているのか分からないけど、それを本当に見つけることができるんだろうか? 分からない」って状態に戻ってきてしまうんだよ。
なお、デーモンはApple Musicのラジオ放送「Beats 1」に出演した際にも「(新作は)僕が歌ってるアルバム。ほとんど僕だけが歌っている感じで、2Dの世界観が強いんだけど、彼が自分を出してものすごく感情を込めて歌うんだ。この作品には本当に、すごく手応えを感じてる」と語っていた。
来日公演の詳細は以下の記事より。