『007は二度死ぬ』や『アルフィー』の監督、ルイス・ギルバートが逝去。享年97歳

『007は二度死ぬ』や『アルフィー』の監督、ルイス・ギルバートが逝去。享年97歳

『007』シリーズや『アルフィー』(1966)の監督として知られるルイス・ギルバートが、97歳で逝去したことが分かった。死因は明らかになっていない。

ルイス・ギルバート監督は『007』シリーズのうち、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じた『007は二度死ぬ』(1967)をはじめ、ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた『007/私を愛したスパイ』(1977)と『007 ムーンレイカー』(1979)の3作品を手掛けている。

1947年から2002年までに30本以上の長編映画を監督したルイス・ギルバートだが、『007』シリーズの前に手掛けたマイケル・ケイン主演の『アルフィー』(1966)は大ヒットを記録し、アカデミー賞の作品賞をはじめ数々の映画賞にノミネート。同作は2004年にジュード・ロウ主演でリメイクされた。

なお、ギルバート監督の逝去にあたり、ロジャー・ムーアと『007』シリーズの公式Twitterが追悼のコメントを発表している。

「ルイス・ギルバートは、サー・ロジャーが敬愛する監督の一人でした。映画界、そしてジェームズ・ボンドの世界は彼の死を惜しむことでしょう。彼の遺産は永遠に生き続けます。ルイスよ安らかに」

「英国の監督、プロデューサー、そして脚本家として活躍したルイス・ギルバートが97歳で亡くなりました。(中略)私たちの心は、悲しみの時を過ごしているであろう彼の家族と共にあります」
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