8月18日(土)・19日(日)の2日間に渡って開催される「SUMMER SONIC 2018」にてヘッドライナーを務めることが決定しているノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ。
そんなノエルのサマソニ出演決定を祝し、『ロッキング・オン』3月号では昨年10月に行われたU2との南米ツアーに密着したドキュメント&インタビューを掲載している。
昨年リリースされた新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』だが、その作品性からファンが真っ二つに分かれてることについて、「言っておくけど、それが狙いだったんだよ」「ギターをかき鳴らして、失われた愛とか若さをメランコリーに歌って、でもサビは希望があるっていう。みんながそれを欲しがってるのは分かるけど、そんなのファックだろ」と言ってのける。
さらに「俺はもうバンドをやってないんだから、誰に売る必要もないわけ」と答えるノエル。続けて自身の置かれている状況についても、以下のように語っている。
自分のレーベルで、自分の金でアルバム作って、自分で宣伝して、マーケティングして、全部自分でやってるんだ。何か思いついたら、すぐそれをやるよ。ソロだと早く動けるんだよね。有名ロック・バンドは巨大タンカーみたいだけど、俺は超速スピードボートなんだ。
1994年にマッシヴ・アタックのギグで出会ってから続いているというボノとの友情だが、ノエルは自身とボノの違いについて以下のように述べている。
俺は嘘がつけないってよく言われるね。U2は自分たちの音楽について俺の意見を訊くのが好きで、なぜなら俺はよくないものをよいと言えないからだってさ。彼は誰でも、どんなものにもよいところを見つけるんだ。彼はISISを愛することで壊滅させられると思ってる。俺はやつらを爆弾で消し去った方がいい。そこの部分が根本的に違うんだよ。
この他にも、オアシスが解散した日のこと、50歳になった今振り返る20代の頃の自分、そして南米ツアーでの休日を過ごす模様などノエルの近況が細かく掲載されている。本記事を読めば、さらにサマソニへの期待が膨らむはずだ。
『ロッキング・オン』3月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144246