アーティスト

    ピエール瀧&リリー・フランキーが北原里英を殴る、縛る、舐める。映画『サニー/32』公開決定

    • ピエール瀧&リリー・フランキーが北原里英を殴る、縛る、舐める。映画『サニー/32』公開決定 - ©2018『サニー/32』製作委員会

      ©2018『サニー/32』製作委員会

    • ピエール瀧&リリー・フランキーが北原里英を殴る、縛る、舐める。映画『サニー/32』公開決定 - ©2018『サニー/32』製作委員会
    • ピエール瀧&リリー・フランキーが北原里英を殴る、縛る、舐める。映画『サニー/32』公開決定
    北原里英主演の映画『サニー/32』の全国公開が決定した。

    同作は白石和彌が監督を務め、2013年公開『凶悪』にも出演したピエール瀧リリー・フランキーのほか門脇麦、音尾琢真、駿河太郎らキャスト陣が集結。北原はこれまでに4本の映画に出演をしているが、卒業発表後初の出演作となる本作での役どころは、仕事も私生活も今ひとつの中学校教師・藤井赤理となる。

    物語は、彼女の24歳誕生日にピエール瀧&リリー・フランキー演じる「サニー」の狂信的信者に誘拐・監禁されるところから始まる。「サニー」とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた少女の愛称。誘拐犯の柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)のふたりは赤理(北原)を「サニー」と呼び、誘拐し、北原は誘拐犯に痛ぶられながら対峙する体を張った演技を見せるという。

    今回の発表にあわせて、特報が公開された。



    【北原里英 コメント】

    ――グループからの来春卒業発表&女優としての活躍を誓ってから、主演映画の本作公開が世に発表される今の心境
    ようやく情報解禁がきた...!
    待ちに待った瞬間を迎えて、震えるほど嬉しい気持ちです。この映画が決まったとき、そして撮影しているとき、ずっと早く言いたくてウズウズしていました。だけどどこかで、自分だけのものにしておきたいくらい大事な宝物のような気持ちもあり、不思議な感覚です。
    先日、グループから来春卒業することを発表させて頂きましたが、この映画をもって、新たな人生を歩み始められることをとても幸せに思います。

    ――脚本を読んでの印象
    最初から引き込まれました。本を読むだけでこれはとんでもないものになりそう...という予感と、自分にこれができるのだろうか?という心配とで、ワクワクドキドキしました。

    ――白石組の印象、また演じるにあたって白石監督とどのように役をつくっていったか
    白石監督の作品はどれも、心にトラウマが残るシーンがあるので、どれだけ残虐な人間がどんな心境で撮影してるんだろう...と思っていたのですが(笑)、実際の白石監督はいつだって演者のことを考えてくださり、現場のことを思ってくださり、自分が1番に動いてくださる凄く信頼できる方でした。
    演じるにあたって自分にできるのか不安ばかりだったのですが、白石監督がいつも安心させてくれました。

    ――共演者とのエピソード
    瀧さんとリリーさんはわたしの大好きな『凶悪』コンビだったので、初めてお二人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました!
    映画などでは怖い印象の強いお二人ですが、実際はとても面白くてお茶目で可愛くて、瀧さんは少年のようで、リリーさんは包容力溢れる大人で、タイプの違うお二人なのですが2人がとても仲良しで癒されました。辛い撮影期間でしたがお二人といると甘えることができて、たくさん助けてもらいました。
    門脇麦さんも、ずっと一方的に画面を通して観ていた方だし、とても尊敬している方だったので、お会いするまで緊張していたのですが、空き時間には現場のブームだったしりとりを一緒にしてくれて、ほっこりした時間を過ごせました!
    共演者みんな仲が良くて、現場は過酷ながらとても楽しかったです。

    ――観客となる皆さまへのメッセージ
    すごい作品に参加させていただきました。わたし自身が 1 番楽しみにしているといっても過言ではありません。アイドルであるわたしが主演なので、それだけで避けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画の撮影は、そのことを忘れるほど集中して臨めました。この作品で新しい一歩を踏み出します!本当にたくさんの方に観て欲しいです。ぜひ白石監督の世界を楽しんでください!

    【白石和彌 コメント】
    北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます。この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。
    閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭。北原里英、飛べ! 飛んで救いに行け! この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません。


    公式SNSアカウントをフォローする

    人気記事

    最新ブログ

    フォローする
    音楽WEBメディア rockin’on.com
    邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
    洋楽誌 rockin’on