5月31日に最新アルバム『ア・カインド・レボリューション』をリリースしたポール・ウェラー、この新作には「社会的な歌詞+ソウル色が濃いサウンドの組み合わせ」という、スカタン時代を彷彿とさせるような曲が幾つか収録されている。
数十年ぶりにみせた、今作のブルー・アイド・ソウルにはどのような意図があったのか、そして他アーティストとのコラボについても訊いたインタビューが6月1日(木)発売の『ロッキング・オン』7月号に掲載されている。
黒人音楽の要素が強い曲が収録されているのはソロ転向以降初なのではないかと指摘され、ポール・ウェラーは以下のように答えている。
「言われてみればそうかも……ソロ転向後はスカタンでやったことを繰り返したくなかったから、無意識的にああいうサウンドを避けてたところもあったのかもな。でも曲を書く時はやっぱり自分本来の趣味が顔を出してくるし。」
「ブラック・ミュージックの要素はそれこそバンド活動を始めたティーンの頃から俺の音楽の重要な部分を占めてきたからさ。」
また、タイトルになっている「優しい革命」については「人々が血を流して政府転覆を図るような革命には、俺は絶対反対だからね。人々の中にある愛や共感から生まれる意識革命が今の社会には必要だと思うんだ」と語っている。
その他にもドラマ『シャーロック』出演の裏話、ボーイ・ジョージとのコラボの理由もインタビューでは読むことができる。
『ロッキング・オン』7月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143719
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