11月末ながら、早くも2007年のアルバム・ベスト100がアメリカのカルチャー誌『PASTE MAGAZINE』にて発表された。
同誌のオフィシャル・サイトにて11月26日付で発表された『Signs of Life 2007 : Best Music』によれば、『PASTE MAGAZINE』誌が1位に選出したのは、ザ・ナショナルの4枚目となるアルバム『ボクサー』(国内盤はベガーズ・ジャパンより発売中)。ザ・ナショナルは米国オハイオ州シンシナティ出身で、現在ニューヨークのブルックリンを基点に活動をする5人組バンド。1999年に結成され、2004年に発売された3rd『アリゲーター』にて、アメリカのみならずイギリスでもブレイクを果たしているが、この最新作も高い評価を得ていた。アメリカン・オルタナティヴ・ミュージック的な寂寥感とジョイ・ディヴィジョンらUKバンドが醸すダークなテイストが見事に折衷した、独特な味わい深さのあるサウンドが魅力だ。
続いて2位には、遂に単独来日公演が決定したアーケード・ファイアの『ネオン・バイブル』、3位にはベテラン=ブルース・スプリングスティーンの『マジック』が登場。4位にザ・ホワイト・ストライプスの『イッキー・サンプ』、5位にファイストの『ザ・リマインダー』がランク・インしている。
オルタナティヴかつコンシャスな視点に定評のある同誌ならではのアルバム・ベスト100は現在オフィシャル・サイトにて確認することができる。
なお、現在RO69では、rockin’onTVにて『ザ・リマインダー』が5位に選出されたファイストをフィーチャーしているので、是非御覧ください。
早くも2007年のアルバム・ベスト100が発表に
2007.11.28 22:51